ポーレックス コーヒーミル ・2ミニがやってきた!
- カイ
- 2020年6月8日
- 読了時間: 6分

ジャパンポーレックスのコーヒーミル・Ⅱミニを購入しました!
購入してから今日で1週間が経ち、実際に使ってみてどうだったのかレビューしていきたいと思います!
結論とレビューの概要
金額:¥6930
挽き時間:1分30秒(20gあたり)
総合評価:★★★★★
早速結論から話させていただきますと、
間違いなく今年購入したものの中でいっちばん買って良かったと思える商品でした!
価格がAmazon価格で¥6930と少し高めですが、素晴らしく挽き時間が早いので毎日コーヒーを手挽きミルで楽しみたい方にはご購入されることをおすすめします。コーヒーの準備が今まで以上に楽しくなります。
商品概要
ジャパンポーレックスという鹿児島県霧島市にある、家庭用品を中心に自社で企画から開発・製造までワンストップで行っている会社が製造したコーヒーミルです。
ミルの製造は25年前から行っており、品質はまず間違いないメーカーです。
ステンレス歯を採用しているため水洗いができ、コーヒーに金属臭がつかないことが特徴です。また、クリック式の粒度調整機構であるため好みの粒度を再現しやすいことが他のハンドミルとの大きな違いの一つです。
今回レビューするものは「ポーレックス コーヒーミル 2ミニ」ということでリニューアルモデルとなります。歯が改良されたため以前のものよりもさらに1.3倍挽き時間が早くなり、粒度も安定したようです。
包装箱


思っていた以上に小さい包装で、iPhone7と比較してもとても小さいことが分かります。
カッコいいパッケージです。
これはメーカーの評価とは関係無いのですが、私はAmazonを通して「エフシーインテリア」という販売店から購入しました。見ての通り包装箱が潰れていてちょっと気になります。

包装箱裏面にはmade in Kagoshima, Japanの表記。
ポーレックスのコーヒーミルは鹿児島県霧島市の自社工場で製造されています。
実際に使用してみても日本製品らしい、要所要所に考え抜かれた造りが見受けられちょっと感動すら覚えました。笑
芸術は工業製品にも宿りますね…。
本体デザイン


非常にコンパクトなデザインで手のひらに収まるサイズ感です。
ステンレスの加工が丁寧で安っぽさはありません。
携行時にハンドルをボディに止められるようになっています。この機能は携行するときだけなく家においても棚にしまっているときにコンパクトに納まりますし、倒れにくくもなるので家でしか使わない人にとっても活用される機能だと思います。
僕は買う前まではポーレックスのミルはアウトドア用のミルかと思ってしまっていて敬遠していたのですが、そこは気にしなくて大丈夫です。


ハンドルを付けるとこんな感じです。
細かいポイントなんですが、ハンドル先端の黒い手で抑える丸いところの造りがとても綺麗です。ノッチが微かに水平に一本見えるだけでノッチでザラつくような感じは一切ありません。つい触りたくなるような、丸っこくて握りやすい綺麗なデザインです。
挽き時間と挽き心地

この黒いバンドがグリップとしての役割をしており、しっかりと握り込むことができます。
挽き方はハンドルと本体を持つ両方の手を使って回すような感じで、効率良く力を伝えられている感じがします。
挽き時間は20gのディープローストの豆で驚異の1分30秒ほどです。
前回購入したカリタのラウンドスリムミルだと5分〜6分もかかってしまっていたので挽くのがだいぶ楽になりました。あれはむしろ遅すぎますけどね、、
挽き時間はコーヒーミルの性能を表すポイントとして最も重要だと思っています。粒度の安定性ももちろん大切ですが、挽き時間が遅すぎるとコーヒーを入れる気すらだんだん起きなくなってくるんですよね、、、仕事前の朝とかやってられなくなります。
また、挽き心地が「ゴリゴリ」と豆が砕けていく感覚が手に伝わってきて気持ち良いです。
ラウンドスリムミルブラックはハンドルを回しても豆が上滑りして空回りしてるような感じで嫌だったんですよね〜…。
ホッパー


豆の投入は、ハンドルと上蓋を外して行います。
ハンドルがネジなどで固定されていないため、取り外しにストレスはありません。
ホッパーは20gの豆でちょうど満タンになります。このサイズ感も丁度良いですよね。1人でハンドドリップを楽しむなら一回で20g以上の豆を挽きたいときはそうそうありませんから。
開口部も特別大きいというわけではありませんが、手のひらで囲いながら豆を投入することで豆を落とさずに入れることはできます。
コーヒー豆がホッパーから落ち切ってくれる!

これもポーレックスミルの素晴らしいポイントの一つなのですが、
何もしなくても豆がホッパーから落ち切ってくれます。
普通のコーヒーミルは最後の2、3粒くらいになると豆がホッパーから落ちきることができず歯が空回りします。ボディを振ったり傾けたりして豆を落とそうとするのですが、それでも落ちてくれず結構ストレスになることが多いです。しかしポーレックスのミルは勝手にすんなり豆が落ちてくれのでそういったストレスがありません。
ストレートのボディ構造と、上の写真から確認できると思いますが、3点の豆を仕切る板がこれを実現してるのでしょうか。本当に良くできています。
粉受け

粉受けはボディからすぽっと簡単に抜けます。
かといって誤って落としてしまうような構造でもありません。
コップのような形状なので、鼻を近づければコーヒー粉の香りを鼻血が出るくらいダイレクトに楽しむことができます。笑

ドリッパーにささっと粉を移すことができます。
こういった点も非常に便利。
粒度

粒度も僕が使用しているカリタのドームミルやラウンドスリムミルブラックよりはかなり安定しています。
粒度の調整

また、特筆して素晴らしい機能が、この粒度調整機能にあります。
なんと、
クリック式で粒度を調整できるんです!
これがどれだけ素晴らしい機能かは迷えるハンドドリッパーの皆様なら分かっていただけるでしょう…。
無段階式の粒度調整だと感覚に頼るしか無いので、粒度の失敗をなかなか次に活かせません。ですがクリック式なら「今日は11番目の粒度で苦すぎたから明日は15番目にしよう」とかができるんです。業務用の機械なら当たり前にある機能ですが、ハンドミルでこの機能はほんとに凄いです。
メンテナンス

お手入れも簡単で、先ほどの粒度を調整する歯車を完全に緩めますと内歯と外歯が外れます。

ブラシでゴシゴシと豆を落とします。
また、セラミック製であるため水洗いしても錆びる心配がありません。
洗った際はしっかり乾かしてから使用しましょう。

外歯には細かくポーレックスの刻印があります。
こういった細かい造形にMade in Japanを感じます。笑
最後に
ほんとうに素晴らしい製品なのでレビューが長くなってしまいました。
「ハンドドリップは好きだけど、毎朝挽くのは面倒くさい…。」とか、
「なかなか良いコーヒーミルに出会えていない…。」と悩んでる方にぜひおすすめしたい商品です。
↓今回紹介したもの
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